世代間の音楽観

世代によって好きな音楽は違う。今だと10代、20代はjpopやjrockなどが主流で30代、40代となるとオーケストラ他、50代、60代だと演歌が良いと感じる。この流れは人の成長と関係していると見れる。まず、若い世代は活動的でまだまだ余力がありとても生き生きとしている。それをイメージするとテンポが速い曲、明るい曲となりjpopやjrockなどが好まれる。30代、40代は身体的に少し衰えが見え始め、同時に生活も安定しゆったりとしたバラード系が良いと感じ始める。したがってオーケストラのようなゆっくりとしたテンポが好まれる。50代、60代となるとそろそろ冥土のことも考えないといけなくなり、また身体的にも衰え行動自体が遅くなる。それをイメージするとやはり演歌のようなとてもゆっくりしたものが好まれる。今じゃあ考えられないようなジャンルであっても、年をとるにつれて感性が変わり、普通に聴くようになってしまうのかもしれない。そうなってくると、年をとって今の自分と違う自分が将来にあるんだと思うと、とても不思議だ。