感性

感性とは不思議なものだ。感性は人それぞれ違い、それはまた国ごとによって違ってくる。このことは価値観ととてもよく似ている。感性が違うことによってその人の価値観が確立され、その違いよって人同士の争いは生まれる。価値観の違いは似ている者同士の場合あまり衝突は起きず、むしろ協力し合うことになる。したがって、仲の良い友達は価値観が似ていることが多いのかもしれない。逆に、価値観がまったく違う者同士は衝突が起きる可能性は高い。しかし、だからといって人がみんな同じ価値観を持った共同体が形成されるとなると、みんな似通った行動、外見、欲求となる。そんな世界、つまらないに決まっている。まずそんなことは起きないので心配いらないが、可能性は0じゃない。そうなると、感性というものは人としてのアイデンティティーの1つとして捉えてもいいのかもしれない。