完璧

何事も完璧にするのが美しいという欲求が少なからず、日本人にはあると思う。例として、集団行動という競技がある。これは学校である集団行動の延長にあると考えるのが妥当だと思うが、実際の競技をみるとまったく別のものに見える。集団行動は1人が少しでも違った動きをすると目立ってしまい、他の競技と違いそれが顕著に現れるので、そうならないために完璧な演技が必要である。競技を見て思うのは、完璧であり寸分の狂いも違わないのでとても美しいということだ。何事も完璧にするのはとても難しい。だが、完璧を追い求める先に見えてくるのは一種の美しさがあると考える。