環境から得られる自分への意識

環境が変われば、人も変わる。そう考えるようになったのは、大学に入って1年経った後だ。高校生の頃、一緒にいたグループはあまり良い刺激を受けることが出来ず、古くからの腐れ縁というだけで日々過ごしていた。その時は、自分がこのグループに合わせるために、色々無意識に行動を起こしていたのかもしれない。だがそれは自分が成長するにあたって、悪い影響が多かったかもしれない。

 

一つの例として、時間を守るということだ。自分は、朝に強いため、寝坊して遅刻することはほとんどなかった。だが、一緒にいたグループは、遅刻は当たり前、全員集まった時には1時間遅れなんてざらだった。その時にそのグループに合わせるために、自分も遅刻していこうという考えを持ってしまい、それに罪悪感を覚えなくなったことがあり、社会的に見ても悪い影響だったと今になって、認識している。

 

とにかく、環境が与える作用は非常に強力だ。これをプラスに変えるためには、環境に適応するだけでは駄目だということを自分で認識し、それを貫くことが大切だと気付いた。